前回、学習の【中学受験】元禄文化と化政文化ページを作成したのは、ゆるぞうのプールおさぼり事件を考えすぎないように気分転換しようという考えもありました。 しかしその後も残念ながらゆるぞうに期待するほどの反省や変化はありません😢
母は書籍を読み返してみた…
以前読んだ安浪京子さんの本『「普通の子」が合格する絶対ルール最強の中学受験』ではゆるぞうのような「すぐに理解するが、すぐ忘れる子」タイプのミスが多い子には、 ①線引き、②図や式を書く、③問いの内容を確認 とありました。
ですが、ゆるぞうは どれも習慣になっていません。そのため、計算問題のミスも多め。
「式を残しておくと、途中の書き間違いが減るよ」
「書くのは手間だけど、自分がどこでつまずいたかわかるよ」 と伝えても、なかなか定着せず…。しまいには「うるさい」と言われてしまうことも😢
もちろん、本人なりの方法で解いて正解しているなら何も言いません。でも、間違いが続くとさすがに心配になります。「間違いから学べることもあるよ」という言葉も、いまのところは響いていないのです。
受験ができる成熟度ではない…
そもそも受験できるだけの成熟度があるのかな? と考えてしまうこともあります。
男の子は精神的な成長がゆっくりと言われますよね。
例えば、宿題の存在を直前まで忘れていたり、習い事の予定をすぐ忘れたり…。
最近はカレンダーに書かせるようにしているものの、続かないことも多いです💦
結局、私が「宿題やった?」「今日は〇〇あるよ」と言わざるを得なくなり、
「言い方がキツイ」と言われてバトルに発展…。(結果、時間をロスしてしまう😅)
ここまでして中学受験を続けるのが本当にいいのか、正直、悩むこともあります。
「一度やめる」という選択肢もありですが、ゆるぞうにとっては 「中学受験をやめる=自分の能力を否定されること」 に感じるようで、やめたくない気持ちが強いようです。
なぜ、そもそも中学受験をするのか
現在、矢萩邦彦 編著『新装改訂版 中学受験を考えたときに読む本』 を熟読中です。
この本は、前出の 安浪京子さん、小川大介さん、宝槻泰伸さん、竹内薫さん、高濱正伸さん、おおたとしまささん など、そうそうたるメンバーのインタビューをまとめたもの。
「早回しされる中学受験のベルトコンベアに巻き込まれてしまう前に、改めて我が子と向き合い、対話し、個性を見極めたうえで、まずは中学受験をしたほうがよいのか、(中略)中学受験生というキャリアを作っていくのかを、『ちゃんと』考えてほしい」という思い でまとめられています。
本書には、保護者に向けて 「自分の子どもに中学受験が本当に適しているのか?」 という問いかけが随所にちりばめられています。
なかでも響いたフレーズが、
「自分の弱点を認識して、主体的に克服しようとする心構え」があるかどうか。

今のゆるぞうの状態は、
✅ 宿題をしない → その時の楽しいことを優先
✅ 分からない問題はそのまま、→忘れ去る…
✅ 解くための方法、工夫(弱点克服)を取り入れない
つまり、「弱点を認識する」段階にすら達していないんですよね💦
そうなると、当然「主体的に克服しよう」とはならないわけで…。
この状態で、難問に取り組ませたり、忙しく塾に通わせたりするのは、
結局、自由な時間を奪うことになってしまい、本人にとっては苦痛でしかないのかもしれません。

だからこそ「中学受験をやめる」選択肢も、一度しっかり考えてみる必要があります。
中学受験をしなくても、公立中学で成長し、高校受験に向かう道もある。
ただ、親としては 「環境が整った私立で、心身ともに成長してほしい」 と思い、中学受験を始めました。
しかし、その土俵に上がるためには、すでに ある程度の心の成長 が求められるんですね。
ゆるぞう自身に中学受験したい気持ちはあるのか、流されている可能性も大きいですね。 ゆるぞうともう一度話してみます…