ゆるぞうを見ていると、つい小言ばかりになりそう💦そこで、母の気分転換も兼ねて、あわよくば、ゆるぞうが興味を持ってくれそうな本 を読むことにしています。
今回読んでみたのは、ぎん太の母さんのおすすめの漫画 蛇蔵&海野凪子著『日本人の知らない日本語』(全4巻)! これは、「なるほど~!」と爆笑しながら日本語を再発見できる コミックエッセイです。
日本語教師の日常を、日本語や文化の解説とともに描いていて、とても面白い! 1巻には、つい使ってしまいがちな間違った敬語 が紹介されていました。
「〇〇さん、おられますか?」 ❌ NG「おる」は謙譲語 なので、これは誤り。 正しくは:「〇〇さん、いらっしゃいますか?」
「おっしゃられた」❌ NG「おっしゃる」(尊敬語)+「られる」(尊敬語)で二重敬語。 正しくは:「おっしゃった」
敬語だけでなく、驚きの日本語の歴史もたくさん! 💡 標準語が「芸者言葉」発祥!? 💡 「ざます」言葉は花魁(おいらん)言葉!?

こうした話題に、普段はスルーのゆるぞうも ここだけは反応 👀✨ NHK大河ドラマ好きの彼、2025年放送『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』を毎週見ています。これは江戸時代中期のメディア王、蔦屋重三郎の話で、舞台が吉原で花魁も登場するのです。ちなみに同世代を生きた田沼意次も出てきます。
そしてこの漫画は、敬語のルールもわかりやすくまとめてくれています。


**ゆるぞうの頭に、少しでも残ってくれるといいな…(願望)**🙏
他にもひらがな・カタカナの成り立ちや、濁音・半濁音の秘密も満載! 💡 半濁音(ぱぴぷぺぽ)はポルトガル人宣教師が作った!? これにはびっくり! 言葉は時代とともに変化してきたんだと実感しました。
ふとした街の言葉が気になったら、またこの漫画をめくりたくなりそう。ゆるぞうにも手にとってほしいなと思う一冊です。